Plugable 社製ドッキングステーションの性能比較については、こちらの比較表をご参照ください。
製品情報
この「Plugable UD-5900 USB 3.0 4K 対応ユニバーサル・ドッキングステーション-小型アルミニウム仕上げ」を使用すれば、お使いになっている Windows タブレット、ラップトップおよびデスクトップ・システムに最大 2 台までのモニタと、8 つまでの周辺機器を 1 本の USB 3.0 ケーブルで接続することができます。
Windows 10、8.1、7 システム用の最新のデバイス・ドライバが用意されており、ファームウェアも更新済みです。
このドッキングステーションには、HDM Iと DVI-I の 2 つのビデオ・ポート、ギガビット・イーサネットポート、音声入出力および 4 つの USB 3.0 ポートがついています。 同梱の DVI-VGA 変換アダプタを DVI-I ポートに接続すれば、VGA モニタを接続することもできます。
音声ポートは、シングル TRRS ジャックに対応したもので、入出力両用で 1 ポートである点にご注意ください。
ビデオ、ネットワーク、USB ハブのチップセットを統合し 1 ユニットとしてご提供することで、高い品質と互換性をご提供します。
基本機能
- HDMI ポートの最高解像度は、HDMI ポートにのみモニタが接続された場合(モニタが 1 台のみの場合)には、4K 3840×2160@30Hz 対応となります。(注1)
- DVI ポートの最高解像度は 1920×1200@60Hz です。(DVI-VGA 変換アダプタが同梱されています。)
- HDMI および DVI ポートに 2 台のモニタが接続される場合は、両者の最高解像度はどちらも 1920×1200 までとなります。
- RJ-45 10/100/1000 ギガビット・イーサネット・ポートが付いています。(10/100 高速イーサネットにも対応します。)
- 外部ヘッドフォンおよびマイクロフォンを接続するための、TRRSジャック用音声ポートがついています。
- 外付け HDD や追加のグラフィックス・アダプタなどを接続できる USB 3.0 ポートが 4 つついています。
- VESA 規格に対応したマウント用ケースが付属しています。これを利用して、ドッキングステーション本体をモニタの後ろ側にねじ止めできます。
(注1)4K(3840×2160)解像度のモニタを接続する場合の注意点:
- 4K(3840×2160)解像度では、リフレッシュ・レートが 30 Hz に制限される点にご注意ください。3440x1440 の場合は50Hz、2560×1600 や 1920×1080(1080p)およびそれ以下の解像度では、リフレッシュレートは 60Hz です。
- モニタの HDMI ポートが 3840×2160 解像度に対応している必要があります。まれに、DisplayPort のみが 4K 解像度に対応しているモニタがありますのでご注意ください。
- HDMI ポートに 1080P(1920×1080)以上の解像度のモニタを接続する場合には、「HDMI ハイスピード・ケーブル」を使用する必要があります。
対応システム
- Windows 10、8.1、7 用のドライバは、Windows Update が有効な場合には自動的に導入されます。必要に応じて Plugable 社のウェブサイトからダウンロードしていただくこともできます。
- 4K 解像度のモニタは、1080p モニタを 4 台接続するのと同等のディスプレイ・ピクセル数を処理することになる点にご留意ください。もしも 4K 解像度のモニタを通常のアプリケーション(ウェブ閲覧や文書更新、メールなど)にご使用になる場合には、Intel Core i5 または AMD Llano 2GHz 以上の性能の CPU、4GB 以上の RAM、最低 1 つの USB 3.0 ポートを持つシステムでのご使用をお勧めいたします。全画面表示でのビデオ再生など、よりディスプレイ負荷の高いアプリケーションでお使いになる場合には、Intel Core i7 または AMD A10 2GHz 以上、8GB RAM、Intel HD 4000 または AMD 8650 / Nvidia 7xxM 以上の性能を持つ GPU のシステムを推奨いたします。 (通常、2 台までの 1980×1200 または 1920×1080 解像度のモニタを接続する場合は、ここまで高性能のシステムである必要はありません。)
- システムの GPU が Intel、NVidia、ATI/AMD 社いずれかの製品で、WDDM をサポートするメイン・グラフィック・ドライバが導入されていることが必要です。ほとんどの Windows 7 以降のシステムはこの要件を満たしています。
- イーサネットポートは、全二重ネットワーク対応です。半二重接続には対応していません。
- その時点で最新の DisplayLink ドライバをご使用になり、システム側の USB 3.0 ホストコントローラにも最新ドライバを適用されることをお勧めいたします。
非対応システム
DisplayLink 技術以外の USB グラフィックス機能を使用しているグラフィックス機器(MCT、J5、SMSC 等)とは共存できません。
Mac OS X、ARM ベースの Windows、Linux/Unix は現在サポートしていません。
モニタの互換性
外部モニタを HDMI 経由で 1 台のみ接続した場合、3840×2160@30Hz までの解像度に対応します。 2 台の場合は 1920×1200@60Hz までのモニタを接続できます。
4K 表示をするには、HDMI モニタを HDMI ハイスピード・ケーブルで接続することが必要です。DVI デュアルリンク接続では 4K 対応していません。
アプリケーションの互換性
HDCP には対応していません。暗号化された Blu-ray ディスクや複製保護されたコンテンツを再生することはできません。
パフォーマンスの観点から、ゲームやビデオ再生などでの使用はお勧めできません。メールやウェブ・サーフィンなどの通常業務でのご使用に適した製品です。
電源および充電
通常の USB 3.0 ハブとして機能するだけでなく、前面にある 2 つの USB 3.0 は USB-IF 団体の充電規格である BC 1.2 に対応しています。Apple 社や Samsung 社製、その他の BC 1.2/1.1 に準拠したタブレットやスマートフォンをこれら 2 つのポートに接続すると、高速に充電することができます。
背面にある 2 つの通常の USB 3.0 ポートに接続した場合は充電できないか、できたとしても非常に低速となりますのでご注意ください。
接続されたホスト・システム(Windows ラップトップやタブレット)を充電する機能はありません。ホストシステムには、それ自身の電源ケーブルや充電器を接続する必要があります。
VESA モニタ・マウント規格について
当 UD-5900 ドッキングステーションには、VESA モニタ・マウント規格準拠のケースが付属しています。 75mm(VESA75) と 100mm(VESA100) の両方のねじ穴パターンに対応しており、必要なねじが 4 本ついてきます。このドッキングステーションを VESA マウント規格対応モニタの裏側に止めてしまえば、机上で邪魔になることがありません。
ご使用の前に、お使いのモニタがこの VESA マウント規格に対応しているか(規格に準拠した場所にねじ止め用の穴が用意されているか)をモニタのマニュアルでご確認ください。
パッケージの中身
- Plugable UD-5900 ドッキングステーション
- 5V/4A(20W)電源アダプタ(米国&日本用コンセント、100-240V 50/60Hz)
- USB 3.0 Type-A オス- Type-B オスケーブル(ホスト・システム – ドッキング・ステーション接続用)
- パッシブ DVI-VGA ポート変換アダプタ
- クイック・インストールガイド
- VESA モニタ・マウント規格対応ケース
- マウントケース用ねじ x 4
サポート
Plugable 社製品についてご質問等がございましたら、ご購入後だけでなくご購入前の機能確認などについても、どうぞお気軽に nihongo@plugable.com までお問い合わせください。
よくある質問
Q. Plugable USB ドッキングステーションや USB グラフィックス・アダプタは Windows 10 をサポートしていますか? A. Plugable 社のドッキングステーションおよび USB グラフィックス・アダプタ用の DisplayLink ドライバは、Windows 10 Anniversary Update 以降は Windows に内蔵されています。また、必要があればその時点での最新ドライバをダウンロードして導入することもできます。(https://plugable.com/drivers/displaylink/)ドライバを手動で導入する場合には、Microsoft 社から提供されるすべての重要なサービス・リリースをまず Windows 10 に適用してから、DisplayLink ドライバを導入することをお勧めします。
Q. 現在ラップトップを使用しています。これまで追加モニタを使用したことがありません。複数モニタを使用する場合、どのように構成したらいいのですか?
A. Plugable 社製のグラフィックス製品により複数モニタ構成をする場合、追加のモニタはシステムのグラフィックス・ポートに接続されたモニタと同様に設定・構成できます。下記の一連のビデオがご参考になるかもしれません。(訳注:日本語字幕がついていないものがありますのでご了承ください。)
- Windows システムに複数モニタを構成する - 導入編
- Windows システムで「メイン・ディスプレイ」設定をする手順
- 複数モニタ構成におけるよくある問題 - モニタの配置
- 複数モニタ構成におけるよくある問題 - モニタの配置 その2
- Windows システムでディスプレイ表示サイズを変更する
Q. この製品をラップトップに接続して使用していますが、ラップトップのカバーを閉めるとモニタの表示が切れてしまいます。ラップトップのカバーを閉めた状態で使用するにはどうすればいいのですか?
A. Windows には、ラップトップのカバーが閉められた場合の電力管理用設定があります。もしカバーを閉めると外部モニタが非表示になる場合は、この設定を変更してください。(下記は Windows 10 の例です。Windows のバージョンによっては設定項目や手順が異なることがあります。)
- Windows ボタンを右クリックし、「電源オプション」を選択します。
- 「コントロールパネル」内の「電源オプション」が表示されたら、左側の「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックします。
- 「電源とスリープボタンおよびカバーの設定」欄の「カバーを閉じたときの動作」ドロップ・ダウンから「何もしない」を選択します。
- 「変更の保存」ボタンを押します。
Q. このドッキングステーションを使って外付けモニタを接続した場合、システム自身についているグラフィックス・ポートからの表示ができなくなるようなことはありませんか?例えば、私の Surface Pro タブレットには Mini DisplayPort グラフィックス・ポートがついていますが、このポートは同時に使用できますか?
A. システムについているグラフィックス・ポートは、このドッキングステーションと問題なく併用できます。(使用しても、しなくてもかまいません。)
Q. この製品についてきた USB 3.0 ケーブルが私の環境では短すぎます。もっと長いケーブルを購入して使用できますか?
A. もし同梱のケーブルが短すぎる場合、最大 1 m 程度までの別ケーブルであれば使用できます。それ以上の長さのケーブルは信号伝達品質の観点からお勧めできません。USB 3.0 周辺機器を PC システムに接続する場合、一方が USB Type-A のオス、もう一方は USB Type-B のオスである必要がありますので、確認の上ご購入ください。
Q. このドッキングステーションの前面にある音声ポートにヘッドフォンやスピーカを接続したのに音が聞こえません。
A. このような問題が生じた場合は、まず Windows 内のサウンド設定を確認してください。このドッキングステーションを最初に接続した際に、「再生」の規定のデバイスとしてこのドッキングステーションを選択する必要がありことがあります。(「Plugable Audio」という名前で、再生デバイス一覧に表示されます。)設定手順についてはこちらのビデオをご参照ください。
Q. この製品に HDMI テレビを接続したところ、画面上のイメージの一部が切れて表示されます。どうすればいいですか?
A. テレビの種類によっては、画像をディスプレイの範囲内に収めるために画像の一部をカットすることがあり、これは「オーバースキャン」と呼ばれます。多くのテレビにはこれを調整する機能が付いていますが、その手順や詳細はブランドやモデルによって大きく異なっています。テレビのユーザ手順書などをご確認ください。
Q. DisplayLink 技術を使ったドッキングステーションやグラフィックス・アダプタ経由で接続したモニタでは、Adobe Photoshop が正しく動きません。PC 本体に直接接続したモニタやラップトップ本体のモニタでは問題なく機能するのですが、なぜですか?また、これを回避する方法はありますか?
A. Photoshop は時々、本来はシステム内部のグラフィックス・チップセットに対して送信するべきグラフィックス・タスクを外部モニタに対して送信することがあり、これが問題を引き起こすことがわかっています。 このようなことが起こった場合、「グラフィックプロセッサーの使用」を無効にすると問題が解決することがあります。次の手順を試してください。
- 「編集>環境設定>パフォーマンス」(Windows)または「Photoshop>環境設定>パフォーマンス」を選択します。
- 「グラフィックプロセッサーを使用」の選択を解除します。
- Photoshop をいったん終了し、再起動します。
Q. DisplayLink 技術を使ったドッキングステーションやグラフィックス・アダプタ経由で接続したモニタでは、画面共有ソフト「join.me」が正しく動きません。PC 本体に直接接続したモニタやラップトップ本体のモニタでは問題なく機能するのですが、なぜですか?また、これを回避する方法はありますか?
A. join.me は時々、本来はシステム内部のグラフィックス・チップセットに対して送信するべきグラフィックス・タスクを外部モニタに対して送信することがあり、これが問題を引き起こすことがわかっています。 このようなことが起こった場合、Windows のオプション設定により、アプリケーションがどの画面にグラフィックス・タスクを送信するかを指定すると解決できることがあります。(このオプション設定はアプリケーション側のメニューでは設定できません。)次の手順を試してください。
- Windows のスタートメニューを開き、「環境変数の編集」を検索します。
- 「環境変数」画面の「xxxx(ユーザー名)のユーザー環境変数」欄下にある「新規(N)…」ボタンをクリックします。
- 変数名として、「QT_OpenGL」を、変数値として「software」を入力します。
- 「OK」ボタンを押して編集画面を終了します。
- Windows を再起動します。
Q. 3840 × 2160 解像度で接続するにはどうすればよいですか?
A. 3840 × 2160 表示は、ドッキングステーションに HDMI 経由のモニタが 1 台のみ接続されている時に可能となります。もし複数のモニタが接続されているときは、最大解像度は 1920 x 1200 です。3840 × 2160 表示をするためには「High Speed」 HDMI ケーブルを使用し、最新の DisplayLink ドライバを使用しなくてはなりません。また、3840 × 2160 ではリフレッシュレートは 30 Hz までに制限されます。それ以下の解像度の場合は 60 Hz です。3840 × 2160 表示のためには、モニタ側も3840 × 2160 解像度をサポートしている必要があります。
Q. UD-5900 上の青の LED ライトは何を示しているのですか?
A. 青い LED ライトは、Plugable UD-5900 が電源アダプターにより電源オンになっていることを示します。
A. 緑の LED ライトは、ポートに差し込まれたイーサネット・ケーブルがネットワークに接続され稼働していることを示し、そのケーブルが差しこまれている間はそのまま点灯し続けます。点滅を続ける茶色い LED ライトは、そのポートを通じてデータが転送されていることを示します。このライトは、下記のような場合正しく点灯・点滅しません。
- このアダプタに充分な電力が USB ポートから供給されていない
- このイーサネット・アダプタ用の DisplayLink ドライバが正しくインストールされていないか、何らかの理由で壊れている
- 差し込まれたイーサネットケーブルに問題があるか、ネットワークが稼働していない
- イーサネット・ケーブルが接続されているネットワーク機器(ルータやスイッチなど)が、半二重通信にしか対応していない(次の質問も参照のこと)
- イーサネット環境に、物理アドレスを使用したセキュリティ・フィルタがかかっている
- イーサネット環境(ネットワーク・ルーターやケーブル・モデム)に新しい通信アダプタ用の設定をするか、再起動する必要がある
- アダプタのイーサネット・ポートに何らかの故障がある
Q. このアダプタにイーサネット・ケーブルを差し込んでも LED ライトが点灯・点滅せず、正しい IP アドレスがアサインされません。なぜですか?
A. このアダプタのイーサネット・ポートは、全二重接続が必要です。半二重接続には対応していません。古いイーサネット・ハブや、イーサネット・ケーブルを使用している場合に、この問題が生じることがあります。
Q. Windows の「表示カラー補正」ツールは、なぜこの製品経由で接続したモニタ上では機能しないのですか?
A. DisplayLink 社のグラフィックス・チップセットは、カラー補正機能に対応していません。ほとんどのモニタは、ディスプレイの特性を調整するための特別な機能を内蔵していますが、これによる補正も、多くの場合にあまり役に立ちません。もしもお使いになるアプリケーションが完璧に近い色彩再現やカラー補正を必要とする場合には、USB グラフィックスではなく、専用のグラフィックス・カードをご利用になることをお勧めします。
Q. 私は、Windows ディスプレイ設定用のアプリケーションを使ってモニタの明るさを変更しています。ラップトップ自身のモニタや、ラップトップ付属のグラフィックス・ポートに直接接続した外部モニタであればこのアプリケーションで明るさを変更できるのに、この製品を経由して接続したモニタではこの機能が無効になってしまいます。なぜですか?
A. Windows には、ソフトウェアによって USB 経由接続の外部モニタの明るさを調節する機能はありません。したがってこれは期待通りの動作です。モニタの明るさを変更したい場合は、モニタ自身についている調整機能を使用してください。
Q. この製品を経由して接続したモニタは、Intel、Nvidia、AMD 社製のグラフィックス用ユーティリティ・アプリケーションで様々な設定をすることができません。なぜですか?
A. Intel、Nvidia、AMD 社製のグラフィックス用ユーティリティ・アプリケーションは、それぞれ自身のグラフィックス・チップセットについて管理するためのもので、USB グラフィックス経由で接続されたモニタを管理する機能はありません。このアダプタを介して接続した外部モニタの調整をするためには、Windows に内蔵されたモニタ管理機能(設定>「ディスプレイ設定」やコントロール・パネル>「スクリーン解像度」など)を使用してください。
Q. Plugable USB グラフィックス製品は、タッチスクリーンに対応していますか?
A. もしタッチスクリーンが特別なドライバ等を使用せず、OS 内蔵の USB HID(ヒューマン・インターフェース・ドライバ)によってタッチ操作を認識しているのであれば、対応できることがあります。しかし、複数モニタ構成のシステムでタッチスクリーンを使用するには複雑な設定が必要です。Plugable 社は個別の環境に対するサポートは提供できませんので、どうぞご理解いただけますようお願いいたします。
Q. UD-5900 には、(UD-PRO8 ドッキングステーションのように)接続されたホスト・システムを充電する機能はありますか?
A. UD-5900 には、ホスト・システムを充電する機能はありません。
A. ほとんどのワイヤレス・マウスやキーボードは、2.4GHz の電波帯域を使用しています。これらのワイヤレス・レシーバーを USB 3.0 のポートに接続すると、USB 3.0 ポートの発する電波信号と相互干渉してしまい、ワイヤレス機器の動作に影響が出ることがあります。(これは当製品に固有の現象ではなく、どんな 2.4Ghz のワイヤレス機器と USB 3.0 周辺機器とでも生じる可能性がある、技術仕様の制限です。) この現象を回避する方法として一番有効なのは、30cm 程度の USB 2.0 ケーブルを使用して、このドッキング・ステーションとワイヤレス・レシーバの物理的距離を離すことです。Intel 社は、当仕様についてのテクニカル・ホワイト・ペーパー(英語)を提供しています。 この不具合については、我々も関連のブログ記事「USB ドッキングステーション使用時のWi-Fi パフォーマンスおよびワイヤレス機器の問題について」を過去に掲載していますのでご参照ください。
Q. このドッキングステーションを私のシステムに接続すると、内蔵 WiFi の速度が低下したり、使用できなくなったりします。なぜですか?
A. このような現象にはいくつかの原因が考えられ、原因によって対応策も様々です。詳細については関連のブログ記事「USB ドッキングステーション使用時の Wi-Fi パフォーマンスおよびワイヤレス機器の問題について」をご参照ください。
Q. このドッキングステーションを KVM スイッチと併用できますか?
A. いいえ、Plugable 社は従来型の KVM スイッチと、Plugable 社製のドッキングステーションを一緒に使用することはお勧めしていません。もしドッキングステーションを 2 つのシステムで共用したい場合は、手動でドッキングステーションを外して、もう一方のシステムに接続しなおしてください。この作業を簡単にするために、さまざまな USB 機器メーカーが販売している「USB スイッチ」製品を使うことができます(訳注:Plugable は日本では USB スイッチを販売していません)。いずれにしても、このドッキングステーションは一時点に 1 台のシステムでしか使用できません。
Q. Windows Anniversary または Creators Update を適用後、この製品が接続されているシステムで SketchUp などの OpenGL 機能を使用するアプリケーションが正しく動かないか、起動時にエラーを表示するようになりました。なぜですか?またこれを回避する方法はありますか?
A. Microsoft 社と DisplayLink 社(この製品が採用しているチップセットおよびドライバの製造元)は、この問題が Windows 10 Anniversary Update 以降でのみ発生するバグだと認識しています。Microsoft 社は、Windows 10 Anniversary および Creator Update で DisplayLink ドライバを OS に統合しましたが、2017 年 9 現在、Intel CPU 内蔵の GPU 用デバイス・ドライバに問題があるようです。このバグによって、Windows 10 Anniversary 以降の Windows システムでは一部の OpenGL アプリケーションに問題が起き、期待通りに機能しないことがあります。
例えば SketchUp アプリケーションは OpenGL 機能に対応したグラフィックス・アダプタを使用する必要があります。(これに関する SketchUp の説明はこちらです。)
通常システムに内蔵されたグラフィックス・チップセットは OpenGL 対応のため、上記の要件に問題は起きません。
しかしWindows 提供の Intel チップ用デバイス・ドライバ側にバグがあり、USB グラフィックス経由で接続した外部モニタ使用時に、いくつかのインスタンスにおいて Windows が処理タスクを内蔵 GPU ではなく、DisplayLink チップセットに直接送信することがあります。DisplayLink チップセットは単独で機能する通常のグラフィックス・チップではなく、システム内蔵の CPU および GPU の機能と協業して機能する仕組みで OpenGL(やその他のハードウェア・アクセラレーション機能)についてはプライマリー GPU に依存しているため、上記の状況が生じると正しく機能しなかったり、エラーを表示したりします。
DisplayLink 社はこれについてナレッジベース(英語)で説明していますので、詳細については「My Device is not Working Properly on Windows 10 Anniversary or Creators Update(私の周辺機器が、Windows 10 Anniversary および Creators Update で正しく動きません)。」(OpenGL 1.1 REPORTED INSTEAD OF 4.X」セクションの下」)を参照してください。また、こちらのページもご参照ください。「Which Windows applications do DisplayLink displays support?(DisplayLink がサポートしているのはどの Windows アプリケーションですか?)」
Microsoft 社が当バグの修正を配布するまでの間これを一時的に回避するために、下記 2 つの方法がありますのでお試しください。(ただし、下記によって必ず回避できるとは限りません。)
- Windows システムに直接接続されたモニタを「メイン・ディスプレイ」として設定する。たとえばラップトップ自身のモニタ、あるいはマザーボード自体のグラフィックス・ポートに接続されたモニタなどがこれに相当します。
- 上記では問題を回避できない場合、一度この製品をシステムからとりはずしてからシステムを再起動します。そして先に SketchUp などの OpenGL アプリケーションを起動してから、再度この製品(および外部モニタ)を接続します。
ご購入方法
アマゾン・ジャパンよりご購入できます。 Plugable UD-5900 USB 3.0 4K 対応ユニバーサル・ドッキングステーション
neither object nor array? not implemented yet
Switch to gutenberg-Blocks!
There the JSON Content Importer Block gives an easier way to use the JSON-APIs.
Or: Switch on the Debugmode by adding "debugmode=10" in the Shortcode.
If all is without success: Open ticket at wordpress.org please
We have a Problem with JSON here:
Either we got no JSON from the API. Or the basenode-parameter is not ok.
Switch on the Debugmode of the Plugin!
Switch to gutenberg-Blocks!
There the JSON Content Importer Block gives an easier way to use the JSON-APIs.
Or: Switch on the Debugmode by adding "debugmode=10" in the Shortcode.
If all is without success: Open ticket at wordpress.org please