Plugable USB-Cドッキングステーション 85W ホスト充電機能付き、ミニサイズ

機能

[table th=”0″] “HDMI 1.4 ポートに最高 4K@30Hz までの解像度のモニタを 1 台接続できます。2560×1440@60Hz や 1920×1080/1080P@60Hz などの一般的な解像度にも対応しています。複製または拡張デスクトップとして構成できます。”
“ドッキングステーションの背面に、ホスト・システムと接続するための USB-IF PD 給電規格に対応した USB-C ポートが 1 つついています。”
“システム側の USB-C ポートが USB-IF PD 規格に対応している場合は、ホスト・システムに 85W までの電源を供給したり充電したりすることができます。(ただし、すべての USB-C ポートや USB-C ポート付きのシステムが USB-IF PD 規格に準拠しているわけではありません。詳細は下の「互換性」欄を参照してください。)”
“ギガビット・イーサネットポートは、Realtek 社製 RTL8153 イーサネットコントローラを使用しています。”
“音声入出力コンボジャック(3.5mm TRRS ジャック、入出力両用ポート)が 1 つあります。”
“前面に USB 3.0 ポート x 1、背面に x 3、合計 4 つの Type A フルサイズ・ポートがあり、既存の USB 機器を接続できます。”
“VESA 規格に対応したマウント用ケースが付属しています。これを利用して、ドッキングステーション本体をモニタの後ろ側にねじ止めできます。”
[/table]

前面:

  • 電源ボタン
  • 音声入出力ポート
  • USB 3.0 ポート(BC 1.2 充電規格対応、対応している周辺機器を高速充電可能)

背面:

  • USB 3.0 ポート(周辺機器接続用) x 3
  • HDMI 1.4 ポート(最高 4K@30Hz 解像度まで対応)
  • ギガビット・イーサネット・ポート
  • AC アダプタ電源入力ポート
  • USB-C ポート(ホスト PC 接続用、USB-IF PD 対応ホストに最大 85W 給電)

 

製品情報

この「Plugable USB-C 充電機能付ミニ・ドッキングステーション(UD-CAM)」を使用すれば、USB 3.1 に対応している USB-C ポート付システムの、機能およびユーザビリティ、フレキシビリティを劇的に向上させることができます。使用できるコンピュータは、Apple MacBook Retina 2015 や MacBook/MacBook Pro 2016/2017 および iMac 2017 モデル、Dell 社製 Thunderbolt 3 対応 XPS、Precision、Latitude、Microsoft 社 Surface Book 2 などです。外部 HDMI モニタ(1 台)を接続すると同時に、接続された PC を最大 85W で充電することができるだけでなく、イーサネット、音声入出力ポート、合計 4 つの USB ポートをシステムに追加できます。これらの多くの周辺機器を、付属の 1 本の USB-C ケーブル経由でシステムに接続することが可能となります。

この UD-CAM ドッキングステーションの機能は、新しい USB 3.1 による画期的な 2 つの新規格によって実現しています。すなわち、「代替モード(Alt モード)」 および 「USB-IF PD(パワー・デリバリー)」規格です。
「代替モード」 とは、USB-C ケーブルを経由して、グラフィックス・データなどの USB 以外のデータやプロトコルを転送させる仕組みのことです。
「USB-IF PD」 とは、USB 規格策定団体である USB-IF によって規定された給電と充電のための標準規格です。この 「USB-IF PD」 に準拠しているホスト・システムは原則として 「USB-IF PD に準拠している電源供給機器」によって充電できるようになるため、付属してくる電源アダプタ以外の充電や給電方法を使用するという選択、例えばこのドッキングステーションを充電機器として使用することができます。

この両者の機能を使用するためには、コンピュータ・システム側がこの 2 つの新規格に対応していなければなりません。当ドッキングステーションをご検討いただく際には、現在入手可能な個々のシステムとの互換性について、下記「互換性」欄をご参照ください。

当 UD-CAM には 20V5A 100W の AC 電源アダプタが付属しており、最大合計 85W までの電力をホスト PC や接続された周辺機器に供給します。

 

パフォーマンス

UD-CAM ドッキングステーションの HDMI ポートは、「VESA USB-C 経由 DisplayPort 代替モード(Alt モード)」を使用します。この代替モードは、ホスト・システムのグラフィックス・プロセッサ(GPU)を直接使用する機能であるため、これによって接続されるモニタはマザーボード直付けのグラフィックス・ポートに接続されたのと同じように機能します。したがって、ホスト・システムの GPU が十分なパフォーマンスを提供できるのであれば、ビデオや写真の編集、ゲームなどの比較的システム・リソースを多く要求するヘビー・アプリケーションでも、問題なく使用することが可能です。

当ドッキングステーションの HDMI ポートは、現在広く使用されている HDMI モニタに対応するために、内部的な DisplayPort 信号を HDMI 1.4 信号にアクティブ変換しています。

 

対応する解像度

接続できるモニタの最大解像度は、HDMI 1.4 規格上限の、3840×2160@30Hz(4K@30Hz)までです。
2560×1600、1920×1080(1080p)などの 4K 以下の一般的な解像度であれば、60Hz リフレッシュレートをサポートします。

 

互換性および接続性

この当 UD-CAM ドッキングステーションは、Windows 10、8.1、macOS 10.12.6 以上のシステムで使用できます。
「USB-C 代替モード」および「PD 給電規格」に準拠した Windows および Mac システムであれば、特別なドライバなどを導入することなく、プラグ&プレイで使用できます。

 

製品ごとの互換性

下記の表には、USB-C ポート付のシステムと、この UD-CAM ドッキングステーションの接続テスト結果および、ユーザからの稼働報告状況がまとめられています。(表は随時更新されます。)
「USB-C Video Output」 欄が 「Yes」 の場合、UD-CAM で外部モニタを接続し表示できます。
「Powerd/Charges from Dock」 欄が 「Yes」 の場合、UD-CAM で給電および充電ができます。
この両方が「Yes」のシステムであれば、当ドッキングステーションが提供する機能をすべて利用できます。

特定のシステムとの互換性や、下記の表について何かご質問がありましたら、弊社サポート nihongo@plugable.com までお問い合わせください。

 
非対応システムについての一般的なルール

  1. USB Type-A ポート搭載システム: この UD-CAM ドッキングステーションは USB Type-C 3.1 の機能に依存しており、USB2.0/3.0 Type-A ポートしか搭載していない既存システムでは使用できません。
  2. 変換アダプタによる接続: USB-C を USB Type-A に変換するアダプタやケーブルなどを介して接続しても機能しません。USB-A は、PD 充電規格や DP 代替モードに対応していないからです。
  3. スマートフォンやタブレット: 現在、USB-C ポートを搭載したスマートフォンやタブレットの多くは、PD 充電規格や DP 代替モードに対応していません。この機能に対応しているかどうかは、スマートフォンやタブレットの技術仕様を確認してください。
  4. 比較的古い USB-C ポート搭載のシステム: ASMedia 社製の USB 3.1 ホスト・コントローラは、PD 充電規格および DisplayPort 代替モードに対応していません。

注意が必要なシステム(代替モードか、PD のどちらかにだけ対応しているシステム)

現在販売されている USB-C ポート付のタブレットやラップトップなどのコンピュータのうち、USB-C 経由の代替モードには対応していても USB-C ポートによる充電(PD)を許していない製品があります。そのようなシステムの場合も、このドッキングステーションを使用すれば外部モニタや周辺機器を接続することは可能です。しかしホスト・システムの給電や充電のためには、そのコンピュータに付属してくる専用の電源アダプタが必要となります。

このドッキングステーションに類似した製品を USB-C ポートのない既存システムで使用したい場合は、DisplayLink 技術(USB 信号を グラフィックス信号に変換するチップセット)によって外部モニタ接続を実現させる 「USB 3.0 デュアル・ディスプレイ・ユニバーサル・ドッキングステーション(UD-3900)」や「USB 3.0 4K 対応ユニバーサル・ドッキングステーション(UD-5900)」、「Plugable USB 3.0 デュアル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション(UD-6950)」などをご検討ください。

給電および充電

この UD-CAM ドッキングステーションは、PD 規格に対応したホストシステムに対し USB-C ケーブルを介して最大 85W の電源を供給することができます。
上記の互換性表にあるように、このドッキングステーションで外部モニタの表示は可能でも、給電/充電ができないシステムが多くあります。そのようなシステムでこの UD-CAM ドッキングステーションを使用する場合には、システムに付属の専用電源アダプタを併用してください。

 

パッケージ内容

  1. UD-CAM ドッキングステーション x 1
  2. VESA マウント
  3. USB-C ケーブル(1 cm) x 1
  4. 100W(20V5A)電源アダプタおよび電源ケーブル x 1
  5. クイック・スタート・ガイド x 1

 

サポート

Plugable 社製品についてご質問等がございましたら、ご購入後だけでなくご購入前の機能確認などについても、どうぞお気軽に nihongo@plugable.com までお問い合わせください。右下にある緑色の「サポート」ボタンをクリックして、Plugable 社にご連絡いただくこともできますが、その場合は「製品名(UD-CAM)」をメッセージ欄に記載していただくようお願いいたします。

よくある質問

クリックして表示

Q: このドッキングステーションを Mac システムで使用していると、時々ネットワーク接続に問題がおきます。どうすれば解決できますか?
A: このドッキングステーションのイーサネット・ポートは、macOS に内蔵されているドライバで問題なく機能するはずです。しかしネットワークの問題が生じる場合には、RealTek 社の最新ドライバをこちらからダウンロードして導入してみてください。

Q: このドッキングステーションでは私のシステムを充電できないのですが、どうしてですか?
A: お使いのシステムが USB-C ポート経由の PD に対応しているかをご確認ください。また、複数の USB-C ポートがあるシステムの場合、そのすべてのポートが PD 対応ではない場合がありますので、PD 対応とわかっているポートでお試しください。ドッキングステーションの前面にある緑色のライトは、このドッキングステーションが接続されたシステムを認識し、充電していることを示しています。

Q: HDMI モニタを接続したのですが、何も表示されません。なぜですか?
A: 現在、USB-C ポートを搭載したシステムの多くが USB-C ポートによる DisplayPort 代替モードに対応しています。(このドッキングステーションはこの代替モードによる DisplayPort 信号を、内部的に HDMI 出力に変換しています。)しかしこの代替モード機能は USB-C の「オプション(任意)」機能であり、すべてのコンピュータやスマートフォンが対応しているとは限りません。この製品ページの上部にある互換性表に「Yes」と記載されているシステムが対応しています。もし上記の表に互換性が「Yes」と記載されているのに表示ができない場合は、弊社のサポート nihongo@plugable.com までご連絡ください。

Q: 私の使っているシステムは上記の表に互換性があると記載されているのですが、ドッキングステーションの一部のポートや機能が動いていないようです。
A: もしも、ドッキングステーションの一部分のみ正しく稼働していないと思われる場合は、下記の手順でドッキングステーションを一度リセットしてみてください。

  1. ホストシステムからドッキングステーションを取り外し、ドッキングステーションから電源アダプタもはずします。
  2. 約 1 分ほどそのままにして、完全に放電させます。
  3. まずドッキングステーションに電源アダプタのみを接続し、青いライトが点灯すること(電源が入っていること)を確認します。
  4. そのあと、ドッキングステーションに付属の USB Type-C ケーブルを使って、ドッキングステーションをホスト・システムに接続します。機能を再テストします。
  5. そのあと、ドッキングステーションに付属の USB Type-C ケーブルを使って、ドッキングステーションをホスト・システムに接続します。機能を再テストします。

もしも緑と青のライトが点灯せず、ドッキングステーションが正しく機能しない場合は、ドッキングステーション本体に問題がある可能性がありますので、弊社サポート nihongo@plugable.com までご連絡ください。

Q: ドッキングステーションの背面にある USB-C ポートに周辺機器を接続して、充電させることはできますか?
A: いいえ、できません。背面にある USB-C はホスト・システムとの接続用で、ホスト・システムを充電する機能を持ちます。このポート経由でシステム(PC)に接続されていない状態では、このドッキングステーションは機能しません。

Q: スマートフォンやタブレットを、このドッキングステーションから充電することはできますか?
A: 多くの場合可能です。このドッキングステーションの前面にある USB 3.0 Type A ポートは USB-IF BC 1.2 充電規格に準拠しています。もしも充電したいスマートフォンやタブレットが USB-IF BC 1.2 対応であれば、このポートに接続すれば充電できます。

USB の規格上、USB 2.0 機器は最大 500mA、USB 3.0 機器は最大 900mA までの電力をホスト・システムの USB ポートから使用することが許されていますが、USB-IF BC 1.2 対応機器であればそれを超えて、最高 1.5A までの電力を引き出すことができます。また、もしホスト・システムの電源が切られていたりスリープモードだったり、このドッキングステーションがホスト・システムから切り離されていたとしても、iPhone や iPad が使用しているような Apple 2.4A 充電規格などの一般的な充電規格であれば、それに対応して充電することは可能です。(訳注:AC アダプタによりドッキングステーションに電源が供給されていることが前提です。)

ただし、すべてのスマートフォンやタブレットが BC 1.2 規格に対応しているわけではなく、充電レートはその機器がどのような充電信号を必要とするかによって異なりますのでご注意ください。また製品によっては高速充電のために特別な信号送信を必要とし、このドッキングステーションのような汎用機器では充電できないことがあります。これは機器側の仕様に依存しています。

当ドッキングステーション背面の 3 つの USB 3.0 ポートは USB-IF BC 1.2 対応ではなく、周辺機器を充電するための特別な機能はありません。

Q: このドッキングステーションに、DisplayPort モニタを接続することはできますか?
A: いいえ。このドッキングステーションでは、より一般的であると考えられる HDMI モニタへの接続性のために HDMI ポートを採用しており、DisplayPort 接続をすることはできません。また、現在販売されている DisplayPort から HDMI へグラフィックス信号をアクティブ変換するアダプタやケーブルは、逆方向(HDMI から DisplayPort)には使用できません。そのような変換アダプタによってこのドッキングステーションの HDMI ポートを DisplayPort モニタに接続しようとしても、機能しませんのでご注意ください。

Q: このドッキングステーションの HDMI ポートは、4K 解像度のときに 60Hz リフレッシュレートをサポートしていますか?
A: いいえ。この HDMI ポートは Ver 1.4 対応で、3840×2160 解像度のときのリフレッシュレートは 30Hz に制限されています。 2560×1440 およびそれ以下の解像度では、60Hz で表示できます。

Q: 私のラップトップはこのドッキングステーションに接続したマウスやキーボードを使った場合、スリープモードから復帰しません。なぜですか?
A: スリープから復帰するかどうかは、システム側の仕様に依存しています。最新のシステムの多くは、外部マウスやキーボードではスリープから復帰しません。これを確認するためには、USB キーボードやマウスを直接(このドックを使用せずに)システムの USB ポートに接続して試してみてください。やはりスリープから復帰しないはずです。

Q: このドッキングステーションの音声ポートや、ドッキングステーションの HDMI ポートを経由して接続したモニタのスピーカーから、音声を出力するにはどうすればいいのですか?
A: 多くのオペレーティング・システムでは複数の音声出力機器を構成することができますが、一度にはそのうち 1 つしか使用できません。システム標準の音声出力(本体付属のスピーカなど)以外の出力を使用したい場合、サウンド設定でその周辺機器を「既定値の出力」に設定する必要があります。
このドッキングステーションの音声ポートは、再生デバイスのリスト内で 「USB Advanced Audio」 として表示されます。HDMI モニタに音声ポートがある場合はそのモニタ名がリストされます。ご自身が希望する機器を、既定の再生オーディオとして設定してください。

Q: Apple SuperDrive をこのドッキングステーションに接続して使用できますか?
A: Apple SuperDrive のように Apple 社独自の信号を必要とするようなデバイスは、このドッキングステーションだけでなく、他の USB ハブでは使用できません。Apple 社の説明はこちらです。

Q: Thunderbolt 3 対応のシステムで、このドッキングステーションを使用することはできますか?
A: はい、できます。ただしこのドッキングステーションは USB 3.1 Gen 1 プロトコルに対応しています。Thunderbolt 3 プロトコルには対応しておらず、したがってデータ転送速度は 5 Gbps まで(Thunderbolt 3 の最大は 40 Gbps)で、VESA DisplayPort 代替モードには対応していますが、Thunderbolt 3 代替モードには対応していません。Thunderbolt 3 自体は USB 3.1 に後方互換性があり、システムに Thunderbolt 3 ポート(物理形状は USB-C)が搭載されている場合、そのポートに接続すればこのドッキングステーションを(Thunderbolt 3 の最高転送速度以下の最高 5 Gbps の速度で)使用できます。

Thunderbolt 3 システムの機能を最大限に利用したい場合は、Thunderbolt 3 対応のドッキングステーションの使用もご検討ください。Plugable 社は「Plugable Thunderbolt™ 3 シングル・ディスプレイ・ドッキングステーション(TBT3-UD1-83)」と「Plugable Thunderbolt™ 3 充電機能付きシングル・ディスプレイ・ドッキングステーション(TBT3-UDV)」の 2 種類のドッキングステーションを販売しています。

 

ご購入方法

アマゾン・ジャパンよりご購入いただけます。 Plugable USB-Cドッキングステーション 85W ホスト充電機能付き、ミニサイズ