Plugable USB 3.1 Gen 2 Type-C SATA 変換ケーブル

新しい HDD または SDD を、Plugable ドッキングステーションに接続する手順
Plugable ドッキングステーション接続の既存 HDD/SDD のデータを回復する手順（英語）

製品情報

この　Plugable USB 3.1 Gen 2 Type-C – SATA 変換ケーブルを使用すると、USB Type-C または Thunderbolt 3 対応のシステムに、高速な 2.5 インチの SSD またはほとんどの 2.5 インチ HDD ディスクを外部ディスクとして簡単に接続することができます。アダプタおよびケーブルの全長は 24 cm で、使いやすく持ち運びしやすいようにデザインされています。「Plugable USB 3.1 Gen 2 Type-C SATA 対応 HDD/SSD ドック（USBC-SATA-V）」と同じ ASMedia 1351 チップセットを採用し USB 3.1 Gen 2 規格の性能を提供できるうえに、非常に軽量でコンパクトなのが特徴です。
　
USB 3.1 Gen 2 規格の理論上の最高転送速度は 10 Gbps（1,250 MB/s）です。この新しい USB 3.1 規格により、これまでは USB 3.0 の最高 5 Gbps（625 MB/s）によって制限されていた　SATA III の規格（6 Gbps、750 MB/s）の転送速度を、最大に利用することが可能となりました。

このコンパクトで軽量な USBC-SATA24 ケーブルは 高い品質でシールドされており、パフォーマンスを犠牲にすることなく柔軟性を提供できる長さになっています。SATA コネクタ側にはドライブの活動状況を示す LED ライトがついています。高速 SDD からのファイル転送を外出先などで簡単に実行するのにも理想的なケーブルといえます。

このケーブルを使用するには、ホスト・システムに USB Type-C または Thunderbolt 3 ポートがなくてはなりません。これはそれらのポートが、このアダプタが使う 2.5 インチの SATA SSD または HDD 用の 5V の電圧を提供できる必要があるからです。このケーブルは ASMedia 1351 チップセットを採用し、Windows、Mac、Linuxシステムでプラグ＆プレイで使用できます。特別なドライバの導入は必要ありません。

注意点：
このケーブルは、5V 以上の電圧を要求するディスク・ドライブでは使用できません。そのようなディスクをお使いになる場合は、「Plugable USB 3.1 Gen 2 Type-C SATA 対応 HDD/SSD ドック（USBC-SATA-V）」のご使用をお勧めします。

技術仕様および互換性

よくある質問

Q: どの USB ポートで使えるのですか？
A: USB Type-C または、Thunderbolt 3 ポートで使用できます。これまで一般的であった Type-A や Type-B ポートでの使用はできませんのでご注意ください。

Q: どんなハードディスク・ドライブを使用できるのですか？
A: 5 V 電圧までを使用する SATA I、II、および III の 2.5 インチ SSD と HDD ハードディスク・ドライブに対応しています。Samsung 社 850 Pro のような、ハイ・パフォーマンス SSD で使用するのに適しています。企業用の高速 2.5 インチおよび 3.5 インチ・ハード・ディスクのいくつかのモデルのように 12 Vの電圧が必要なディスクでは使用できません。 

Q: ハードディスクをどのようにこのケーブルに接続するのですか？
A: ハードディスクの SATA ポートにこのケーブルの SATA コネクタを差し込み、しっかりはまるまで優しく押しこんでください。ディスクを物理的にロックする機能はありませんので、引っ張ると取りはずすことができます。

Q: LED ライトは何を意味しているのですか？
A: SATA コネクタにへこんだオレンジ色の LED ライトがついています。これが点滅しているときには、ハードディスクにアクセスしています。

Q: どのようにしてハードディスクの電源をオフにすればいいのですか？
A: この Plugable USBC-SATA24 ケーブルで接続されたハードディスクは、コンピュータがスリープ状態になったりシャットダウンされたりすると自動的にオフになります。また、コンピュータ側の OS が 10 分以下でスリープ状態になるような電源設定がされている場合、その通りになります。さらにこのケーブルのファームウェアは、コンピュータがアクティブ状態であったとしても 10 分以上ドック内のディスクへアクセスがない場合には、自動的にアクセス・スピードを低減させます。
また、ハードディスクからの転送が終了したのちに、ケーブルを外しても電源はオフになります。そうする前に、すべてのデータ転送が終了していることを確認してください。データの使用中にうっかりケーブルを抜いてしてしまうと、データが壊れたり不整合が発生したりする可能性がありますのでご注意ください。

問題判別

Q: 私のディスクが認識されません。
A: ハードディスク側の SATA ポートに、このケーブルの SATA コネクタがしっかり差しこまれていることを確認してください。また使用するディスク・ドライブによっては手動でのマウントが必要だったり、使用する前にフォーマットしなくてはならない場合もあります。新しいディスクを初めて使用する場合は、こちらの関連ブログもご参照ください。

Q: 使用したことのあるディスクをこのドックに差しこむと、ディスクが回転している音が聞こえてディスク・マネージャやディスク・ユーティリティからも認識できているのに、「ボリュームを初期化してください」というエラーメッセージが表示されます。
A: 既存ディスクのファイル・フォーマットが、お使いのコンピュータの OS と非互換である可能性があります。そのような場合はまずディスク上のデータをバックアップし、そのあとにハードディスクを初期化して、データをまたディスク上に戻してください。
注：ディスクを初期化すると保存されているデータはすべて失われますので、必ずバックアップを取ってから初期化作業をしてください。

Q: ファームウェアの更新は必要ですか？
A: このドッキングステーションのファームウェアはすでに最新状態になっています。これより新しいファームウェアは現時点で提供されていません（2017 年 4 月現在）。

Q: このドッキングステーションを使用していると、ディスク・ドライブがとても熱くなってきます。
A: それは正常な状態です。特にデータアクセスが多くなるようなシステム・バックアップやデータの複製作業等をすると、ハードディスク・ドライブがかなり熱くなるのは普通です。

ハードディスクの内部温度は、ディスク・アクセス頻度が非常に高い場合には摂氏 35 度から 55 度程度になる可能性がありますが、60 度を越えることはありません。もしそれ以上の温度になった場合、安全のために温度超過警告があるか、自動的に遮断されるようになっています。

詳細情報についてご興味がある場合には、Google 社の提供しているこちらのホワイトペーパー「大容量ディスク・ドライブにおける故障の要因（Failure Trends in a Large Disk Drive Population）」をご参照ください。こちらの中に「平均温度の高さに比例して故障率が高くなることはない。逆に、低い温度のときの方が故障率が高いという結果となっている。ただし非常に高温の場合はその限りではない」との記述があります。

この USBC-SATA24 ケーブルは、SATA コネクタ成形上の放熱によって受動的に冷却されます。使用中に触ると暖かく感じることに関し、安全上の問題はありません。

サポート

Plugable製品についてご質問がありましたら、ご購入の前後にかかわらず、どうぞお気軽にサポート nihongo@plugable.com までメールにてご連絡ください。

パッケージの中身

• Plugable　USB 3.1 Gen 2 SATA 変換ケーブル　x　1

注：ハードディスクは商品に含まれません。

モデル： USBC-SATA24

ご購入方法

アマゾン・ジャパンからご購入いただけます。Plugable USB 3.1 Gen 2 Type-C SATA 変換ケーブル