原文:2018年06月27日投稿:Microscope, camera, or microphone not working after Windows 10 April 2018 Update? We can help! by Drek Nuzum
Microsoft 社は最近 Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)をリリースしましたが、このアップデートは Windows 10 の設定アプリケーション内の様々な値を変更しました。その結果として、マイクロスコープ(ウェブカム)やマイクロフォンなどの入力用周辺機器が「無効」状態になってしまうことがあります。このブログ記事で取り上げたこの問題は、どのようなカメラや音声入力機器でも同じで、Plugable 社製品にのみ限ったことではありません。Windows 10 アップデート、バージョン 1803 を適用後にマイクロスコープやウェブカム、マイクなどが機能しない問題が起きている方は、この後に対応方法をご説明します。
Plugable 社製の USB マイクロスコープ(USB2-MICRO-250X、USB2-MICRO-800X)や USB オーディオアダプタ(USB-AUDIO)、USB マイクロフォン(USB-VOX)を使っている方々や、Plugable 社製の USB ドッキングステーションに付属する音声入力ポートにマイクを接続している方々の場合、この問題が発生することがあります。例えばマイクロスコープ用の「Digital Viewer」アプリケーションが「このカメラは他のアプリケーションによって使用されています。」というエラーメッセージを表示することがあります。
Plugable 社製品ユーザの方がこの問題について報告してくださり、弊社技術サポートチームと協業しながら問題判別したところ、この問題は Windows 10 設定パネル内のカメラおよびマイクロフォンに関するプライバシー設定によって引き起こされていることがわかりました。この設定の値によっては、Windows 10 システムが Plugable 社のマイクロスコープが使用しているウェブカム・センサーやマイクロフォンなどの機能を完全に無効にするか、あるいはそれを使ったアプリケーションの機能を制限したりします。
Windows 10 内でカメラおよびマイクロフォン用のプライバシー設定を確認し変更する手順
- Windows ボタンまたはスタート>設定(歯車のようなアイコン)をクリックして、Windows 10 「設定」画面を開きます。
- 「プライバシー」をクリックして「プライバシーオプションの変更」画面を開きます。左側に様々な選択肢が表示されます。
- 「アプリのアクセス許可」の下にある、「カメラ」や「マイク」をクリックして、設定を確認します。
- もし「アプリがカメラにアクセスできるようにする」または「アプリがマイクにアクセスできるようにする」が「オフ」になっている場合は、これを「オン」に変更してください。
Plugable 社製品を使用中で、もし上記の設定の変更方法がわからない場合には、どうぞお気軽に Plugable 社サポート nihongo@plugable.com までメールでご連絡ください。あるいは、右下にある緑色の「サポート」ボタンをクリックしてご連絡いただくこともできます。お使いの周辺機器名、PC 名と問題の症状をお知らせいただければ、弊社技術サポートチームが問題解決のお手伝いをします。
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デレク・ヌズム